水平釜の内釜研磨

ミシンの内釜
水平釜ミシンの内釜(ボビンケース)

水平釜ミシンをお使いのお客様から…
「針折れ後にシャカシャカガタガタと異音がする」
というお問い合わせ頂きます。

多くの場合、内釜(黒いプラスチックのボビンケース)に
傷が出来てしまっている事でしょう。

小さく見難い画像で申し訳ございませんが
左が針で開けてしまった複数の傷のある釜で
それを400~800番くらいのサンドペーパーで
軽く研磨して滑らかにした画像(右)です。

これだけで、ある程度まで異音は抑えられます。

内釜は消耗部品ではございますが
画像のような結構酷い傷跡でも致命傷ではございませんので
研磨してあげる事で、まだまだご使用頂けます。

「tetettaみしん工房」のミシン修理無料お見積りはこちら!

※お電話でのお問い合わせもお気軽に!→055-233-8166

針折れ後の異音

水平釜ミシンで針が折れたり布地を食い込ませたりした後
『普通に縫えるけど「シャカシャカ」とした異音が出るようになった』
という事が良くございます。

原因は内釜(ボビンを入れる黒い釜)の傷です。

針が折れた際に
針で突いてしまったか
内釜が水平回転せず
外釜で傷を付けてしまったか
どちらかの原因が多いのです。

とりあえず↓の手順で
音のチェックをしてみましょう!

・まず針を外し
 針板も外し
 内釜(黒い釜)を外して
 糸を一切掛けずに空動作してみて
 擦れる音がするかどうかをチェック。

・↑で音がしなければ
 針だけ新しい物に交換し
 同じように空動作をしてみて
 音のチェックを。

・恐らく、↑の時点でも音はしないはずです。
 疑われますのは
 やはり内釜の傷です。

・とりあえず内釜を入れて
 シャカシャカ音がするかをチェックして下さい。
 音がしたら内釜の外周をチェックし
 バリのような傷があれば
 600~800番程度の紙やすりで
 滑らかに軽く研磨して下さい。
 その後、釜と内釜にミシン油を注油して下さい。

内釜では無く外釜に傷が入ってしまうと↑では解消しません。
外釜の傷はプロにお任せ頂いた方が安心です。

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