メンテナンスを自分で(ロックミシン編)

ジューキbabylockミシンの「衣縫人」を例にメンテナンスポイントをご説明致します。

 

まず何はともあれ「衣縫人」や「糸取物語」などは
画像のルーパー棒に時々注油をして下さい。
綿棒にミシンを軽く浸み込ませ塗る感じでOKです。
量が多いと周辺のエアーパイプに飛ぶ可能性があり
エアーで糸通し出来なくなりますので要注意です。
垂れない程度に軽く棒に塗る感じです↓

 

ホコリのお掃除は底ネジ4本取る事でパカッと開きます↓

ホコリを綺麗にしてから
こちらも軽くミシン油を注油してあげると良いでしょう。
画像では上手く説明しにくいですが
軸の回転している可動部分へ注油を↓

 

それからサイドカバーも外してお掃除と注油しましょう。
画像のネジは緩めるだけ↓

こちらのネジは取ります↓

ホコリなどの汚れを綺麗にしてから
こちらも可動部位への注油を軽く↓

 

それから針棒と押え棒への軽い注油もしたいので
ネジを外してカバーを外しましょう↓

針棒と押え棒に軽く注油をします↓

 

以上が衣縫人を例にした
セルフメンテナンスのポイントとなりますが
これ以上の分解はかなりコツが必要で
カバー破損の可能性もございますのでオススメしておりません。

古い機種ですとボルトが固くて開けられないという事もございます。
そんな場合には無理せずにプロにお任せ下さい。

外した底カバーは洗ってしまうとサッパリします。

オイルは「ミシンオイル」のみです。
手芸店やホームセンターで販売しておりますので簡単に入手できるでしょう。

素人の方がする場合の注油のポイントは
綿棒に浸み込ませて軽く!でございます。

 

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※お電話でのお問い合わせもお気軽に!→055-233-8166

メンテナンスを自分で(家庭用ミシン編)

今回はJUKIミシンの「エクシード」を例に
メンテナンスポイントをご説明致します。

 

普段から針板を開けてのお掃除はされていらっしゃると思いますが
見える範囲内でホコリや糸クズを取り除きましょう。
自動糸切りモデルは糸クズが多くあるはずです。
赤〇は注油ポイントです↓
釜全体と内釜をティッシュにミシン油を浸み込ませ
綺麗に磨き拭きあげて頂くのもオススメです。

 

左の面板カバーも時々開けて
ホコリ等のお掃除と針棒や押え棒への注油をしましょう。
赤〇のネジは緩め取り
赤□のネジは緩めるだけでカバーが取り外せます。

注油は綿棒にミシン油を浸み込ませ塗る感じでOKです。

 

エクシードなら釜底蓋を外してお掃除が可能です。
赤〇ネジ2つ外す事で取れます↓

見えるホコリウや糸クズなどを除去して下さい。
カバーに付いているグリスなどは拭きとって構いませんが
それ以外のグリスは拭き取らずにそのまま残しましょう。
基本的にはこの部分への注油はせずお掃除のみにしましょう。

上記以外は分解しないと出来ません。

 

以上がJUKIエクシードを例にした
セルフメンテナンスのポイントとなります。

最後に…オイルは「ミシンオイル」のみです。
手芸店やホームセンターで販売しておりますので簡単に入手できるでしょう。

 

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分解メンテナンスに出すサイクル

「どのくらいのサイクルでメンテナンスに出せば良いですか?」
「大事なミシンなので1年サイクルでメンテに出したいと思っているのですが」

↑のようなお問い合わせを頂く事が多々ございます。

わたくしの個人的な見解ですが
ミシン修理技術者としましては
定期的にメンテナンスに出す事も良いですが
「不具合を感じてからご相談下さい」
と、申し上げております!

「ミシン修理」=「メンテナンス」です。

もちろん職業用ミシンやロックミシンを
お仕事としてお使いになられている方が
年に一度、連休中や年末年始など
お仕事が無い時期にメンテに出される方もいらっしゃいます。

しかし、一般の方がご家庭内でご使用なされている範囲でしたら
不具合を感じた時にご相談頂く形で宜しいでしょう。

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シリコンスプレー

過去にお電話にて故障サポートをさせて頂いている際
「最後に注油を」とお願い致しましたら
「シリコンスプレーしか無いのですが、良いですか?」
というご返答を頂きました。

シリコンスプレーではダメです。
注油の代わりにはなりません。

シリコンスプレーを修理時に使用するケースはございます。
ですが注油としては利用致しません。

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ミシンの保管方法

あまり長い期間使用しない事はオススメ致しません。
通電させる事が電気系統のメンテナンスともいえますし
動作させる事でグリス類や可動部のメンテナンスにも繋がります。

保管する際は
押さえレバーを下げて湿気の強くない
そして直射日光の当たらない室内に保管して下さい。
乾燥し過ぎてもダメですし、屋外はもちろん
物置等での保管もNGでございます。

使う機会を最低でも半年に1度程度は作ってあげて下さい。

あとはお子様にイタズラされないように
ワンちゃんやネコちゃんにかじられないような場所で保管して下さい。

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エアーダスター

専門業者ではエアーコンプレッサーでミシン内部のホコリを吹き飛ばしますが
一般のご家庭でコンプレッサーをお持ちの方は少ないかと思われます。
缶スプレー式のエアーダスターをお使いになられている方が多い事でしょう。
当店でも出張修理時に使用しております。

このエアーダスターで注意しないといけないのが
噴霧の仕方で缶内部の液が吹き出てしまう事があり
それが錆に繋がってしまい兼ねません。

基本的にミシンのお掃除は
ピンセットや綿棒、掃除機(細ノズル)等で
おこなえる範囲が宜しいでしょう。

過剰な汚れは専門家に一通り分解して
オーバーホールメンテして貰わないとダメなんです。

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