アデッソ2|CPS72|ブラザーミシン修理|ボタンホールが作れない

アデッソ2のブラザーミシン修理

【Brother|ADESSOⅡ|CPS72|東京都からの宅配ミシン修理】

ボタンホ-ルが出来ない
ボタンホ-ルの用具を付けて縫っても同じところを行き来したり
片側だけで左へ行かない
前から少し厚地の物は動かなかった

そんなブラザー家庭用ミシンCPS72アデッソ2の修理依頼を頂きました。

まず使用感が非常に高く
過剰なホコリ詰まりや糸絡み
内外の汚れが確認出来まして
オイル切れやグリス劣化
金属酸化などの経験感も強く出ておりました。

これだけの使用感があるミシンですと
送り歯が下がっている事が多く
歯はそんなに消耗しておりませんでしたが
やはりかなり低くなってしまっており
その影響で布送りが大変弱くはなっておりましたので
当然ながら厚地縫いは縫えなくなります。

また自動糸切りもカッターの切れ味不良
糸切り可動部へのホコリ詰まり
押え板ブラシの紛失などで切れませんでした。

ボタンホールの不良はセンサーレバーの接触不良もございましたし
上記の送り歯の低さも原因ではございましたが…
送りステップモーターのギヤが大きくズレて狂ってしまっており
実はボタンホール以外の全てのステッチが正常に縫えない状態で
送り目調節も効かない状態で
それが一番の原因でございました。

釜と針棒のタイミングの狂いによる目飛び
コードリールの不調
動作異音
動作音の高さ
他にも細かい部分で色々とございました。

一通りカバー類を分解してから全て洗浄し
注油やグリスアップのメンテナンスをさせて頂き
組み立て後に磨きを掛けて最終チェックをおこない
大変手間取りましたが何とか無事に完治致しました!

アデッソなどのCPS72シリーズは
酷使すると焼き着いて動かなくなる事がございます。
動作が重くなってきたな~と感じてきたら
その時点で分解メンテナンス修理に出しましょう。
重くなったまま使用し続けるのは良くないので。

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@日頃出来るセルフメンテは針板を開け釜周辺のお掃除と注油です。
メンテ方法は「tetettaミシン教室ブログ」をご覧下さいませ。