
【JUKIミシン|HZL-9800|神奈川県からの宅配ミシン修理】
下糸巻きができない
自動針穴糸通しができない
すぐに糸が切れる
そんなJUKIミシンHZL-9800(1989年発売 定価¥235.000円)の修理依頼を頂きました。
糸巻きはクラッチの固着とピンの変形
糸通し機はフックの変形破損と高さ位置の狂い
糸切れは釜の傷、ボビンケース違和感、糸抜け不良
内外の汚れが非常に強く
動作も大変重い状態で
ホコリ詰まり
糸絡み
オイル切れ
グリス劣化
金属酸化
動作音の高さ
動作異音
ボタンホール違和感
コードリール不調
それから特有の針棒クラッチのゴムブッシュ摩滅で
模様縫い時に針が折れてしまう症状も出ておりました。
一通り分解してカバー類は全て洗浄し
メンテナンスと外装磨き最終縫い動作チェックをおこない
少々手間取りましたが無事に完治致しました!
今回の修理ポイントは
このHZL-9800や9900、AT-2800や3800の場合
下軸ギア破損があるかどうかが一番のポイントで
あとは基板不良によるトラブルが出ているのかどうかです。
このシリーズの自動糸調子は上糸が弱めなので
手動で上糸調子を強くしてあげると良いでしょう。
※お電話でのお問い合せもお気軽に!→055-233-8166
@日頃出来るセルフメンテは針板を開け釜周辺のお掃除と注油です。
メンテ方法は「tetettaミシン教室ブログ」をご覧下さいませ。