水平釜の内釜止め

修理ブログの方で良く出てまいります言葉ですが
水平釜の内釜の周り止めの変形や位置ズレによって
内釜が回ってしまい故障に繋がります。

ご自身で弄られるには、ある程度の知識が無いとダメですし
モデルによって弄りにくいものもあるのですが
内釜止めは内釜に掛る量が少し多い方が
不慮の故障を未然に防げる事が多い気がします。

とはいえ、内釜止めを上げ過ぎると上糸抜けが悪くなりますし
糸抜け時の音が高くなってしまうのですが…。

生地を針板内に食い込ませたり
糸を釜に絡めてしまった後は
内釜止めの位置をチェックしてみると良いです。
位置ズレ、変形してしまっている可能性がございますので。

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水平釜の内釜研磨

ミシンの内釜
水平釜ミシンの内釜(ボビンケース)

水平釜ミシンをお使いのお客様から…
「針折れ後にシャカシャカガタガタと異音がする」
というお問い合わせ頂きます。

多くの場合、内釜(黒いプラスチックのボビンケース)に
傷が出来てしまっている事でしょう。

小さく見難い画像で申し訳ございませんが
左が針で開けてしまった複数の傷のある釜で
それを400~800番くらいのサンドペーパーで
軽く研磨して滑らかにした画像(右)です。

これだけで、ある程度まで異音は抑えられます。

内釜は消耗部品ではございますが
画像のような結構酷い傷跡でも致命傷ではございませんので
研磨してあげる事で、まだまだご使用頂けます。

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針折れ後の異音

水平釜ミシンで針が折れたり布地を食い込ませたりした後
『普通に縫えるけど「シャカシャカ」とした異音が出るようになった』
という事が良くございます。

原因は内釜(ボビンを入れる黒い釜)の傷です。

針が折れた際に
針で突いてしまったか
内釜が水平回転せず
外釜で傷を付けてしまったか
どちらかの原因が多いのです。

とりあえず↓の手順で
音のチェックをしてみましょう!

・まず針を外し
 針板も外し
 内釜(黒い釜)を外して
 糸を一切掛けずに空動作してみて
 擦れる音がするかどうかをチェック。

・↑で音がしなければ
 針だけ新しい物に交換し
 同じように空動作をしてみて
 音のチェックを。

・恐らく、↑の時点でも音はしないはずです。
 疑われますのは
 やはり内釜の傷です。

・とりあえず内釜を入れて
 シャカシャカ音がするかをチェックして下さい。
 音がしたら内釜の外周をチェックし
 バリのような傷があれば
 600~800番程度の紙やすりで
 滑らかに軽く研磨して下さい。
 その後、釜と内釜にミシン油を注油して下さい。

内釜では無く外釜に傷が入ってしまうと↑では解消しません。
外釜の傷はプロにお任せ頂いた方が安心です。

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今一度、初心に戻り

ミシンをご購入頂きましたお客様より
「上手く縫えない」とサポートを求められる事がございます。

その「上手く縫えない」の状況の多くが

【糸調子が上手く取れない】
【糸が絡む】

この2つが殆どです。

その原因ですが
古く経年していたり
使い込んでいるミシンではなく
新しい1~2年未満のミシンなので
やはり疑うは人為的エラーなので
お客様の方では「今まで使えていたのに急にダメになった」
「使い方のミスは無いはず、ミシンが壊れているだろう」
と、ミシンのせいと決めつけてしまっている事が多いんです。

ですが、状況や症状から察するに
ほぼヒューマンエラー絡みは明確でして
糸掛け等の再チェックで改善してしまう事が最終的には殆どなのですが
↑のように「ミシンが壊れている」という先入観があり
なかなかこちらのアドバイスを
素直に受け入れて頂く事が困難な場合もございまして。

もし、縫い目等の不具合があった場合
今一度、初心に戻ってご自身の使い方を疑って頂き
針を新しいものに替え
使用している針、糸、ボビンに問題が無い事を確認し
そして上下の糸掛けを何度かやり直してみて下さい。

お電話でサポートさせて頂いておりますと
「あれっ、普通に縫えてくれるようになった」
となる事が殆どですので。

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糸絡みや生地の食い込み対処

布地が食い込んだ
糸が釜に絡まった
↑の不動時の対処方法で
強引にプーリーを廻したり
布地を引き抜いたり
糸を抜き取ったりしては
絶対にNGでございます。

少しずつ優しく取り除いてみて
「素人にはお手上げ」状態になりましたら
すぐに専門家にご相談下さい。

強引に「何とかしよう」とする事が
余計に症状を悪化させる事に繋がりますので
ご注意下さいませ。

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コンピューターミシンの誤作動

コンピューターミシンにおいて
あれ?的な誤作動がございましたら
まずは電源のON&OFFを何度か繰り返してみて下さい。

それから、冬場、ミシン本体が冷えていると
稀に誤作動してしまう場合がございますので
あまり寒い部屋では保管せず
使用する前に暖かい部屋で少し暖めてから
使用してあげると良いです。

逆に夏は直射日光を避け
異常高温での保管&使用は避けて下さい。
真夏に車内放置もOUTです。

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